ワンデートリップ

週末★トリップ バンコクエアウェイズで行くウドンターニー県 赤い睡蓮の湖「タレー・ブアデーン」への1泊2日

夜明け直前はまだ花が開ききらない

【旅して書く係】髙田胤臣:子供孝行な父は、ほぼ当コーナーの専属ワンデートリッパー

 

タイ政府観光庁がこの季節にイチオシするのが、東北地方のウドンターニー県内にある湖、タレー・ブアデーンだ。ノンハン湖の水面を埋め尽くす赤い睡蓮が最も美しいのは日の出の頃。朝陽を浴びて、純朴な少女がほんのりと頬を赤らめるように、辺りを薄紅色に染めていく様は心が安らぐ瞬間だ。

 

このタレー・ブアデーンを見るためにバンコクエアウェイズのプレスツアーに参加した。一斉に花開く時間に居合わせるには前日に搭乗するのがちょうどいい。ウドンターニーは東南アジアの文化の発祥の地とも言われ見どころも多く、ショートトリップには最適な場所だった。

 

旅は現代的ながら威厳ある寺院から

右)大理石でできた涅槃仏

 

乾季のウドンターニー(以下、ウドン)はバンコクよりも涼しく快適だ。12月中旬の晴れ渡った空は、絶好の旅行日和だった。まず我々はウドンでも人気の高い、パープーゴーン寺に向かった。市内からワゴン車で2時間とやや遠いが、山の上にあるのでとても気持ちのいい寺であった。

 

この寺の見所は本尊でもある涅槃仏だ。長さ20m、高さ6mにもなるこの仏像はイタリアのカラーラから取り寄せた大理石で作られている。寺は1987年に建立され、涅槃も2008年ごろにできたばかりと歴史は浅いが、そのサイズから威厳の高さを感じさせてくれた。

 

古代文明をのぞく
世界遺産のバーンチエン遺跡

左)バーンチエン国立博物館の本館と世界遺産のエンブレム

右)バーンチエン国立博物館の本館内

 

初日のハイライトは「バーンチエン遺跡」だ。東南アジア独自の古代文明と注目され、ユネスコの世界遺産にも登録されている。タイの有史以前、紀元前3000年~2000年に栄えていたと見られている。

 

ここで「バーンチエン国立博物館」の展示物を見学する。1972年3月20日にプミポン国王陛下とシリキット女王陛下が当時の発掘作業現場を訪問し、バーンチエンでの発掘物は現地で展示するべきとお話しになったことから設立された。そのためか、地方の博物館にしてはかなり整った施設だった。見ごたえあり。

 

左)ワット・ポーシー内の発掘現場跡

右)博物館の周囲の物産店で土器のレプリカを制作していた

 

今から5000年も前にこの地に人々が暮らし、狩猟や農耕を行い、土器などを作っていたと考えると非常に感慨深く、そのころの人々に思いを馳せずにはいられない。近くのポーシーナイ寺には発掘現場が保存され、日本語のビデオも観せてくれて理解が深まった。

 

この辺りはお土産も豊富だ。模造品だが出土した土器と同じデザインのものが20Bくらいから売られていて、博物館の展示物のありがたみが薄れてしまうぐらいの出来だ。この点は観光地らしい雰囲気で微笑ましかった。

 

心奪われる睡蓮一面の湖

そして翌日。メインイベントの朝陽と赤い睡蓮の花を見に行くため、朝5時前に出発した。市内から湖まで1時間弱。今回はあくまで朝陽にこだわって移動していたが、一般の観光客は7時ごろからたくさん来ていた。

 

小型ボートに乗り込み、穏やかな湖面を滑るように進んでいく。航路は睡蓮がどかしてあるので、花を傷めずに行ける。ボートの周囲をツバメが無数に飛び交う。ひた走るボートを取り囲んでいるのは、ボートに驚いて睡蓮から飛び上がる虫を狙っているからだそうだ。

 

左)夜明け直前のノンハン湖の船着き場

 

空が東から徐々に赤みを帯びていく。頭上の黒かった空から星が消え、群青色から薄い青へと変わっていく。むっつりと縮こまって水面に浮かんでいた花も、明るくなるにつれそのつぼみを開いていく。振り返れば、陽光を受けた花々が一斉に一面を薄紅の絨毯に変えていた。

 

陽が昇りきると一面が睡蓮の赤い湖に変わる

 

このタレー・ブアデーンが美しいのは約36㎢と広大でありながら、白などが混じらず、赤い花一色に染まるからだそうだ。「男の僕が花を見にわざわざウドンまで?」。当初はそう思っていたが、睡蓮一面の湖に心が洗われたような清々しさを感じて、ここまで来てよかったと思った。

 

2月までは十分に美しい状態だそうで、新年明けた今もまだこの花の絨毯の季節は終わっていない。これまで難路だった周辺の道路や駐車場も設備が整い始めている。2016年には一大観光地になっているだろう。
できれば今年、ここを訪れてほしいとみなさんに申し上げておきたい。

 

タイムスケジュール

■1日目
06:00 スワンナプーム国際空港にてチェックイン
06:10 バンコクエアウェイズのラウンジで朝食
07:20 PG351便ウドンターニー行きに搭乗
08:20 ウドンターニー国際空港到着
08:30 パープーゴーン寺へ
10:30 パープーゴーン寺到着、昼食
12:00 出発
14:30 バーンチエン博物館到着
16:00 ポーシーナイ寺見学とお土産店物色
17:30 ホテル着
18:30 「Tha Naam Restaurant」で夕食
20:30 町歩きしながら1杯
22:00 ホテル帰着
■2日目
04:30 ホテルロビー集合後出発
05:30 ノンハン湖の船着き場に到着
06:00 ボートでベストポイントへ
08:30 周辺の見学
10:30 ホテルチェックアウト後ウドンターニー市街見学
12:30 昼食
13:30 ウドンターニー国際空港
14:50 PG354便スワンナプーム国際空港行きに搭乗
16:00 スワンナプーム国際空港到着

 

見どころ

ノンハン湖 หนองหานกุมภวาปี
場所 Chiangwae, Kumphawapi, Udon Thani
Google map:17.366659, 103.066202
■行き方:ウドンターニー市内から
【タクシー】所要1時間。1時間待機する往復で約1200B
【バス】バーンナーディー交差点下車50B。そこから船着場までタクシーで10分
【ボート】運航時間:6時~12時(出発は11時まで) 周遊所要時間:30分~、1ボート300B(10人まで)

 

バーンチエン国立博物館 พิพิธภัณฑสถานแห่งชาติบ้านเชียง
場所 Ban Chiang, Nong Han, Udon Thani
Google map:17.407473, 103.236653
電話 0-4220-8340
時間 8時半~16時半 月休
料金 タイ人30B、外国人150B

 

ポーシーナイ寺境内の遺跡 วัดโพธิ์ศรีใน
場所 90 Ban Chiang, Pho Si Rd., Moo 11, Ban Chiang, Nong Han, Udon Thani
Google map:17.408177 , 103.243256
時間 9時~18時 無休
料金 タイ人30B、外国人150B

 

食事どころ

ター・ナーム・レストラン Tha Naam Restaurant สวนอาหาร ท่าน้ำ ริมบึงบ้านขาม
(本格イサーン料理のほかドイツなどの欧州料理のフュージョン)
場所 14/1 Ban Nongkam (behide Senee Ronayut Camp), Udon-Sakon Rd., Nong Bua, Udon Thani
電話 08-1954-3298

 

飛行機はこちら!

バンコクエアウェイズ

電話 1771(予約センター、英語・タイ語)、バンコクオフィス:0-2265-5678
H P  www.bangkokair.com/jpn/pages/home
※ツアー協力/HIS: www.his-bkk.com
ツアー情報: www.his-bkk.com/tour/package_detail/UTH-SP.php

 

評 価

ローカル度 ★★★★☆
マニアック度 ★★★★★
セルフィー満足度 ★★★☆☆
リラックス度 ★★★☆☆

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