今号の読者からのご相談
(前略)コンドミニアムの隣の部屋の改装についてのご相談です。
騒音や黒い粉塵が酷かったのですが、ビルトインの家具の設置が始まり、シンナーを使ったスプレーペイント、接着剤の有毒な臭気が、正体不明の粉塵と共に我が家を連日直撃しました。(中略)
管理事務所に何度も苦情を入れ、あまりにひどいので警察を呼んでほしいと訴えましたが、その必要はないと却下されました。(中略)
隣の部屋のオーナーの女性Aは、驚くほど常識やモラルの欠片もなく、管理事務所のマネージャーの前ではもうやらない、と言っても30分後には職人達にまた同じ事を毎回平気でさせるような人間です。(中略)
私の部屋のオーナーBには、隣の部屋の改装が理由で、家を度々脱出しなくてはいけなかったのだから、隣のオーナーAに家賃を払わせるように自治会と管理会社へ訴えてほしいとお願いしましたが、Bは家賃が取れればどうでも良いらしく、(中略)この結論をのまずに家賃を払わないなら出ていけ、と私の主人に怒鳴ったとのこと。
傍若無人極まりない隣のオーナーAは何のお咎めもなく、今までの規則違反の事も全く触れられず、多大な被害を被っている私達が、別の部屋に移れと命令されるのはどうしても納得いかず、結局、数日自腹でホテル暮らしをしました。
4歳の子供は工事が始まって以来、頻繁にアレルギー性鼻炎と気管支炎にかかるようになりました。また、大きな音に極端に反応するようなってしまいました。
人事のように傍観してるだけの管理会社、規則無視で好き勝手に内装工事をしている隣人Aを訴えられる公的機関はタイにはあるのでしょうか(後略)。 (Yanna)
※編集部で少し書き直しました。
消費者センターへ!
法的に言うと、借り主であるYannaさんは管理事務所にも隣の部屋のオーナー女性にもクレームする「権利」はありません。
Yannaさんが訴えることができるのは契約を交わしたYannaさんの部屋のオーナーだけです。オーナーがYannaさんに「快適な部屋を提供していない」状況が悪いのですから。
タイの消費者生活センターで相談してください。
OFFICE OF THE CONSUMER PROTECTON BOARD(OCPB)
タイ語で「ソー・コー・ポー」と呼び、ジェーンワタナ通りの政府総合庁舎内にあります。
consumer@ocpb.go.th
コールセンター 1166
必要書類など直接タイ語か英語でお問い合わせください。
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