10代の若者を中心に圧倒的な支持を集め、Youtubeチャンネル登録者数は200万超! タイ屈指のインフルエンサー&コンテンツクリエイターである4人組「tigercry」。グルメを筆頭に幅広いコンテンツを提供する彼らが語るバンコクの食事情について。
(左から)コーディーさん/カットさんの弟でありCM制作会社の専務取締役、エッディーさん/バンド「Jetseter」の ドラマー、ナッティーさん/タイの大手音楽レーベル所属のバックミュージシャン、カットさん/2人組バンド 「LIPTA」のリードボーカル
YOUTUBEチャンネル「tigercrychannel」
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タイガークライチャンネル/もともと友人同士だった4人が2012年に始めたYouTubeチャンネル。食堂から話題のレストランまでバラエティに富んだ動画を投稿する他、タイの焼肉特集、人気食材を使ったレシピ、辛さ対決といった企画コーナー、また旅行など多彩なコンテンツでタイの魅力を紹介する。
― 皆さんはもともと友人同士だったそうですが、なぜYoutubeを始めたのですか?
僕たちは昔からの友人であり、ゲーム仲間でもあったのですが、他の人がYoutubeで配信しているのを見て「僕らもやってみようか」と。動画の撮影が4人で集まることができる大切な時間という感じで、本当に遊びから始まりました。そこから徐々に内容の幅も広がり、見てくれる人の数も増え、今は他の依頼にも応える動画クリエイティブ会社を設立し、活動しています。
ハッキリとした役割の違いはなく、全員で企画を考えています。撮影・編集といった実作業は社内の制作班が担当しています。動画のコンセプトは大きくいうとタイのライフスタイル。最近はグルメに力を入れていますが、全体としては「リラックス」するための暮らし方を意識しています。
― 動画内のユニークなお店は、どうやって見つけていますか?
主にFacebookですね。あとは友人から情報を教えてもらったり。ただ、人気だからといって紹介することはありません。事前に自分たちで食べてみて、美味しい・面白いと思ったものを紹介しています。
バンコクは24時間、おいしい料理が待つ街
― 変化が激しいバンコクの飲食業界ですが、最近のトレンドは?
ここ1~2年の間で圧倒的に感じるのは、「おまかせスタイル」のお店が急増していることです。タイ料理、肉料理などこれまでタイ人にとっては単品で楽しんでいたものが、コースで味わうというスタイルとして浸透してきています。例えば、タイ産牛肉に特化したグリルレストラン「100 Mahaseth」のイチオシもシグニチャーが集まったコース料理だったり。それに、スタイリッシュなファインダイニングも増えていますね。
― バンコクでイチオシのグルメタウンを教えてください!
今は新型コロナウイルスの影響で営業時間が制限されていますが、バンコクは24時間いつでもどこかには必ず美味しいお店があります。そのなかでも特に挑戦してほしいのは、屋台などのストリートフード。そんなお店が多く集まり、かつ美味しくてリーズナブルなグルメタウンとしておすすめなのが、「ヤワラート(中華街)」です。外国人にとってヤワラートは観光地というイメージだと思いますが、僕らタイ人にとってはご飯を食べに行くところ。日常的に通っているんですよ。