
そこはとてもおしゃれな空間なのだ。横に素敵な人がいたら、ふと「1杯いかがですか」と声かけたくなるような。夜の帳を活かした暗めの照明、オープンキッチンのそばには竹林をイメージしたカウンターバー……。なのにだ、ここのディナーブッフェには日本のおふくろの味が点在していた。11月某日、料理は和と中華とタイ料理が44種。その中に、昭和40~50年代生まれの多くのニッポン男女を涙目にさせる懐かしい家庭の味と出会ったのだ。
まず直径2.5cm大ほどもあるシュウマイ。横浜崎陽軒の味が、幼い日の舌の記憶に残っているのだが、このデッカイしゅうまいで思い出した。濃いめの下味が付いた豚ミンチ肉がギュウギュウに詰まっているのだ。噛むと奥から肉汁もこんにちは。
お次はカレーライス。リンゴと蜂蜜トロリ溶けてる~♪と歌いたくなるまろやか風味。具は肉、ニンジン、玉ねぎがゴ~ロゴロ。
そして葱とニンニクが乗ったカツオのたたき。親戚が集まると、よく食べたな。ほどよい魚の匂い。聞けばカツオは日本からの輸入だとか。
料理は不定期で変わるが、これらはやはりウリらしく、ほぼいつでも会える。郷愁の味を知っているなんて、ニクイね~、メリディアンさん。

18時半~翌1時
4Fl., Le Meridien Bangkok, 40/5 Surawong Rd.
0-2232-8888
www.lemeridienhotelbangkok.com ウェルカムドリンク付きディナーブッフェ1200B、カクテル各種220B~(共に税サ別)