この店名をタイ人にいうと、だれもがクスッと笑う。直訳すると「寝て食べる虎」。日本語的には「食っちゃ寝てばかりのトド」という感じ?
名前は三枚目だけれど、見た目は意外と美人さんだった。民家を改装した一軒家で、真っ白な壁がライトによく映える。動物の置物を随所に配置した小さな庭も可愛らしい。ゆったり腰掛けて酒を片手に長いお喋りを楽しめるようなお店だ。
こういう店は、得てして料理が脇役に追いやられるのだけれど、この店はどうだろう。さっそく寅年生まれのオーナーに料理を選んでもらう。
雑談することしばし。運ばれてきたメニューは……どれも見たことがない料理ばかり。オーナーはタイ各地を旅行するのが趣味で、その土地で出会った「珍しくてうまいもの」を次々とメニューに取り入れているのだとか。食材もそれぞれの土地から仕入れるので同じ味が再現できる。同行したタイ人スタッフも、「この料理、初めて見た!」と感動している様子。

6品ほど食べ比べて特に気に入ったのはチャローム港で獲れた海魚を使った揚げワンタン(60B)。サクサクの食感と潮の香りがクセになる。
青唐辛子と半熟卵のヤム酸味スープ(80B)はトロリとした黄身とヤム、酸味スープの相性が抜群。辛いながらもパクパクと食べ進めたくなる味だった。
酒と共に各地の珍味を召し上がれ。
17時~24時 日休
231/2 Soi 31, Sukhumvit Rd. (Empire Sawatdi斜め前のソイ入る)
0-2662-1779
トム・プーゴーン(アントーン風ピリ辛スープ)140B、揚げたグルクマの唐辛子ソース乗せ140B、カクテル各種160B