バンコクいきいき研究所
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トークセンとハーバル・コンプレス 「サバーイ・タイ・マッサージ」

DACO編集部 DACO編集部

もういいや、と街角マッサージにも通わなくなったのは、凝りや痛みは人生の付き物だと思うから。

そんなアキラメ女子が、万年コリコリの肩とボンヤリ頭を抱えて行ってきました。

 

 

五月病や忙しすぎる季節、体のサインは見逃さない

ダコ編集部は、毎年恒例で3月から6月にかけて、BTS・MRT周辺を中心としたガイドブック『歩くバンコク』の制作を行なっています。そしてなぜか毎年この時期、通常のダコ本誌制作以外のいろんな業務が重なるんです。全員がフル稼働になり、みんなパツンパツン。私はカチンコチンの体になります。

デスクワーク、ヘンな姿勢でのうたた寝、ストレス、昔から整骨院での矯正が必要だった細長い首など、いくつかの生活習慣と身体特徴によって万年凝り性なのですが、さらにプレッシャーや、なぜか投げ出したくなるような自棄な気持ちが訪れるこの季節は、私にとっての駆け込み寺的存在の治療院を求めて通います。ある年はエカマイの台湾足ツボへ、またある年はアーリーに住む有名施術師宅へ。

 

今年はシーロム界隈で見つけました。昨年の『歩くバンコク』でも紹介されていたサバーイ・タイ・マッサージです。北タイのランナースタイルの施術が特にいい、との噂を聞きつけて行ってみたのですが、結果から言うと、私には運命のマッサージ店でした。取材の4日後には客として、同じメニューを再度受けていました。

治療院のようなこだわり

 

店はBTSサラデーン駅の3番出口からすぐのところにあり、まさに歓楽街のど真ん中。店構えも旅行者を誘う大衆的な情緒たっぷりです。店は4階建てで70人ほどが施術を受けられます。

『歩くバンコク』に書いてあったおすすめメニューは、聖なる木と言われるタマリンドの木で作られた槌でツボや筋に打ち込む「トークセン」と、タイ北部の薬草エキスをたっぷり含ませた熱いハーブボールを筋肉や炎症部分に当てる「ハーバル・コンプレス」。いずれもランナースタイルです。これにタイ古式マッサージを加えての3時間コースと相成りました。なぜ初回の街角マッサージでここまで長い内容にしたかと言うと、体の状態を説明した時にチェンマイで勉強した施術師のボウさんが「マッサージで体の様子を診ましょう」と言ってくれたから。まるで診療を受けるような気分になりました。

 

ちなみにこの店で、トークセンの施術が出来るのは、30名いる施術師のうちボウさんを含め、特別に勉強した数名のみ。トークセンを受ける場合は予約したほうが確実です。

店構えと反比例するような(失礼ですが)本格的な癒しや疲労回復へのこだわりがうかがえ、なんだかワクワクしてきました。ポイント外さず、しっかり痛いコースはマッサージ→トークセン→ハーバル・コンプレスの順です。

 

 

まずはマッサージ。人によるとは思いますがボウさん、すごいです! 私のツボをまったく外しません。土踏まず、ふくらはぎ、足の付け根のリンパ、背骨の両脇、首と後頭部とをつなぐ筋……、すべてスコンとはまりました。それはびっくりするぐらい。

パンパンに張っていて指が入らないツボは押されると、痛みが走ります。ボウさんはいったん親指を離し、すぐにゆーっくりとじわ~っと押してきます。すると最初の激痛が鈍痛に変わり、30秒後ぐらいには痛みが和らぎ周辺は熱を帯びてきます。顕著だったのが、首の付け根と肩甲骨の下、尾てい骨、肘周辺。血液が流れ始めた感覚を覚えました。ちなみに指圧と揉みは、かなり強めで痛いです。

内臓にも響く木槌パワー

 

続いてトークセン。これによって私は初めての体の変化を感じました。以前、ホテルスパで体験したトークセンはポクポクと打たれるたびに、心地よい肩たたきを受けている気分でしたが、ここは違います。打ち込みが強めで骨まで響きます。1時間近くしっかり打ち、コリコリの尾てい骨周辺は少し痛いぐらい。ボウさんいわく、芯の凝りに効くのだそう。確かにコースが終わった後、内臓にイタ気持ちいい揉み返しのような感覚が残りました。

染み渡るハーバルエキス

最後にハーバル・コンプレスです。スパの取材などでも受けることが多いメニューですが、強めの指圧と木槌で刺激を受けた体にとって、ここのハーブボールの温熱が、どれだけ気持ちよく感じられたことか。今までで一番の極楽気分でした。

3時間にわたり、押されたり揉まれたり、打たれたりしましたが、長年の頑強なコリは和らぎはしても、一発で消え去ることはありません。でも私は、その後の利尿効果や睡眠の深さ、内臓が軽くなったのを体感し、通うことにしました。そして2回目もやっぱり痛くて、熱くて、血液がじわっと体内をめぐり始めたのでした。

 

 

■店の印象/パッと見は、繁華街の旅行者向け大衆マッサージ店

■店内の様子/地味で簡素だけれど、清潔感がある。清掃が行き届いていて好感が持てる

■スタッフの印象/第一印象はみんなマイペース

■施術前の気持ち/ありがちな街角マッサージ店じゃないのかなぁ

■施術中の気持ち/すごいな!

■施術後の気持ち/顧客になる!

 

Sabai Thai Massage

162 Silom Rd.

10時~翌1時

0-2632-7579(タイ語・英語対応)

今回の施術:タイ古式マッサージ+トークセン+ハーバル・コンプレス3時間1200B、タイ古式マッサージ+ハーバル・コンプレス2時間700B、タイ古式マッサージ1時間250B、フットマッサージ1時間250Bなど

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